今回は、シンガポール在住者が投資を行うのにおすすめの証券口座をランキング形式で5つ紹介します。各証券口座はSingpassがあると口座開設がスムーズにできます。タックスヘイブンのチャンスを享受できるこの機会に、シンガポールの証券口座を開設してみてはいかがでしょうか。(編集中)
はじめに
シンガポールに引っ越して来られたばかりの方やシンガポールでこれから投資を始めるために証券口座を探そうと思った時に、ネットで得られる情報は、古い情報(手数料の高い取引口座をおすすめとして挙げているケースが多々有り)であることがかなり多い印象です。
今回は、シンガポールに在住でシンガポールで8つの証券口座を開設している筆者が、個人的におすすめな証券口座をランキング形式で紹介していきます。
※おすすめ証券口座ランキングは、あくまでも一個人の主観であることをご了承ください。
シンガポールで証券口座を開設して投資をするメリット
ここでは、本題の話をする前に、シンガポール在住中にシンガポールの証券口座を通じて投資・資産運用を行うメリットについてお話します。
日本で株式等の取引をする場合、利益がでると税金の支払いも利益に応じて大きな額になっていきますが、シンガポールは投資にキャピタルゲインは非課税です!!
また、株式などを取引する際の手数料も日本よりシンガポールの方が安いことも少なくありません。
シンガポールの方が日本よりお金を増やせる環境が整っているのです!
シンガポールでおすすめの証券会社5社の特徴
シンガポールでおすすめの証券口座をランキング形式で紹介する前に、ここでは今回ご紹介する証券会社の特徴を簡単に紹介しておきます。
Philip Securities | 日本語対応あり。分かりやすい。 |
Interactive Brokers | シンガポール人の多くが開設。手数料が安い。 |
moomoo | 手数料が安い。 |
Tiger Brokers | 手数料が安い。 |
Saxo Markets | 安心感がある。手数料が比較的安い。 |
シンガポールでおすすめの証券口座ランキング
ここから本題に入り、シンガポールの証券口座を8つ保有している筆者が本気でおすすめする、シンガポール在住だからこそ開設できる証券口座をランキング形式で紹介していきます。
第1位:POEMS (投資初心者向き、英語ダメでも大丈夫)
在星の日本人に人気があるのが、フィリップ証券が提供する証券口座「POEMS」です。シンガポール株については、2023年11月時点で取引手数料が基本的に無料なので、筆者もメインで使用しています。POEMSの今回紹介している他証券口座にはない強みが、ジャパンデスクがあるため、英語が苦手でも、日本人スタッフが対応してくれるという点です。どこの国の株・CFDを取引するかによって手数料が大きく異なってきますが、「POEMS」は安心感という面でかなりおすすめの証券口座です。
■POEMSはこんな人におすすめ■
①英語が苦手な人
②シンガポール株のみを取引したい人
③運用していないお金も自動で運用させたい人
第2位:IBKR (シンガポール人に大人気、筆者一押し)
シンガポール人の間で大人気で、筆者も最も頻繁に使用しているのがアメリカのインターラクティブ・ブローカー証券が提供する証券口座「IBKR」です。株式等の取引手数料の低さや換金レート(SGD→USD等)の良さが人気の理由となっています。お金にうるさいシンガポール人の多くが使用しているぐらいなので、間違いありません!
ただ、英語が苦手な方は慣れるまでに苦労すると思うので、この記事では第2位としました。「IBKR」は、英語が苦ではなく、コスパよく取引をしたい方に超おすすめの証券口座です。
■IBKRはこんな人におすすめ■
①英語が中上級者
②コスパ良く取引したい人
③他国の株取引をする人
第3位:moomoo (手数料が安い、アイコンが特徴的)
手数料が安いかつ分析機能が優秀なことで知られているのが、中国のmoomoo証券会社が提供する証券口座「moomoo」です。下記で紹介するTiger Brokersと手数料等も同水準で、色んなプロモを頻繁に行っています。
■moomooはこんな人におすすめ■
①英語が中上級者
②コスパ良く取引したい人
③色んな分析機能を使いたい人
第4位:Tiger Brokers (手数料が安い、)
moomooの知名度が一気に上がった際に同じく有名になったのが、中国のUP Fintech Holding社が提供する証券口座「Tiger Brokers」です。初回トレードプロモに惹かれて口座を開設しました。
■Tiger Brokersはこんな人におすすめ■
①英語が中上級者
②コスパ良く取引したい人
③証券口座をいくつかに分けたい人
第5位:Saxo Traders Go
筆者が来星したころは、証券口座のバラエティもそこまで豊富でなく、シンガポール株の取引をする際に手数料が安かったという理由からPOEMSと併用して使っていたのが、Saxo Bankが提供する証券口座「Saxo TraderGO」。大手の安心感が欲しい方には、POEMSと同じくおすすめですが、POEMSの方がサポート体制は充実しています。
■Saxo TraderGoはこんな人におすすめ■
①日本語の画面表示あり
②シンガポール株のみを取引したい人
③大手企業の安心感が欲しい人
最後に
ここまで、在星の筆者が投資を行うのにおすすめの証券口座をランキング形式で5つ紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか。投資初心者の方やシンガポールへ赴任してきたばかりで、証券口座を開きたい方に読んでいただけると幸いです。