外資系企業でよく使われるビジネス英語「apple to apple(アップルトゥアップル)」を、実際に外資系企業の現場で使用されるような例文を交えて紹介します。
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apple to appleの意味
apple to appleは、「同一条件の比較」という意味です。同じ性質、同じ条件、同じ定義の事柄やデータを比較していることを指します。
apple to appleの例
■アメリカと日本の一人当たり自動車保有台数を調査するにあたり、
〇正しい例:「アメリカの国内年間自動車販売台数÷アメリカの人口」と「日本の国内年間自動車販売台数/日本の人口」を比較する
✕間違った例:「アメリカの国内年間自動車販売台数÷アメリカの人口」と「日本の国内年間自動車生産台数/日本の人口」を比較する
■スマートフォンの年次の普及率を調査するにあたり、
〇正しい例:2010年以降のスマートフォンの販売台数は、全て総務省のホームページのデータを活用した。
✕間違った例:2010年~2020年はApple社のIR情報に記載されていたiphone販売台数のデータを用い、2021年以降は総務省のホームページに記載のデータを活用した。
上記の間違った例のような同一条件でない比較を、「apple to orange(アップルトゥオレンジ)」と言います。
apple to appleを使った例文(日本語)
- ライセンス費用だけの比較ではなく、開発費や運用費まで含めないとapple to appleになりません。
- 前年の実績で比較するにしても、市況の変化の係数をかけないとapple to appleで検証できないですね。
apple to appleを使った例文(英語)
- Where can I find that apple to apple comparison?
apple to appleの比較データはどこで見られますか? - It is much better and clear to have apple to apple comparisons.
apple to appleの比較をすると明確でとてもよいです。 - He recommended to have an apple to apple comparison of before and after.
彼は、ビフォーアフターのapple to apple比較をするよう勧めた。