外資系企業でよく使われるビジネス英語「linearity(リニアリティ)」を、実際に外資系企業の現場で使用されるような例文を交えて紹介します。
linearityの意味
linearityは、「直線性」「直線度」「線状性」という意味です。
業界によっては別の意味もあるようですが、実績や業績など定量的な話題で使用されることが多いです。
一般的に考えて営業成績はliniarityが高い方がよいとされます。縦軸を累積販売金額(販売個数)、横軸を時間としたときのグラフは、右肩上がりの直線になることが最も望ましく、安定した営業活動ができていると評価できます。
一方、ある一時点でグラフが急に跳ね上がるなど、曲線や階段状のグラフになる場合は安定性に欠けるため望ましくないとされます。
例えば月の目標が4000万円の場合、4週目に4000万まとめて受注するよりも毎週1000万円ずつ受注する方がliniarityが高い(=望ましい営業スタイル)、ということになります。
linearityを使った例文(日本語)
- リニアリティが低いので、このペースでは目標達成が危うい。
- 菊池さんはリニアリティが毎期高く、部長から信頼されている。
linearityを使った例文(英語)
- The linearity was much improved than the previous year.
昨年と比較してリニアリティが大幅に改善した。(昨年よりも直線に近づいた) - Let’s close out this month by keeping the typical month linearity.
通常の月のリニアリティを維持したまま今月を締めくくりましょう。 - We are currently at 25% target attainment, which is behind the linearity in the quarter.
我々は目標達成率25%で、今四半期のリニアリティは遅れをとっています。