近年、日本で大ブームを巻き起こしているのが、サウナです。最近では、生粋のサウナ好きに加えて、学生の間でも大人気となっています。そんなサウナの魅力を全力で感じるために必須のアイテムがサウナハットな訳ですが、このサウナハットを禁止しているサウナも存在するのです。「サウナハットを禁止する理由」は何なのか、その謎に迫っていきたいと思います。
そもそもサウナとは？
そもそもサウナは、1500年前にフィンランドで誕生したと言われています。フィンランドには一家に1サウナというくらい一般的なものなのです。日本でいうお風呂のようなものですね！
特に近年は、日本でも若者の間で流行しています。では、一体サウナとはどのようにして楽しむものなのでしょうか？？
サウナマニアが伝授する！サウナの楽しみ方
各手順に分けて、サウナの楽しみ方をご説明します！各フェーズでの注意点も含めて確認していきましょう
サウナの楽しみ方～手順①～
水分を確保しましょう。サウナによっては脱衣所に冷水機がないこともありますので、事前の購入すべきところでは購入して、浴室に持ち運びましょう。思った以上に水分不足になるのでこまめな補給を心掛けて下さい！
サウナの楽しみ方～手順②～
90℃〜110℃の室内に10分〜12分程度入り、体を芯から温めます。サウナにおける仕込みの時間です。ここでしっかり温まりきらないとこの後の幸せは得られません。とにかく自分を律し、汗を出し切りましょう！
サウナの楽しみ方～手順③～
サウナを出た直後に16℃前後の水風呂に入ります。苦しいですけど、頑張って肩まで！
自分の息が冷たくなったのを感じたら水風呂から出ます。
因みに、水風呂に入る前に汗は流してから入りましょう。みんなが気持ちよく「整える」ように利用するのがマナーです。
サウナの楽しみ方～手順④～
外気浴をします。自分と対話し、脈拍を全身で感じます。これが「整う」瞬間です。
これまでの苦しい時間が無駄でなかったことを感じてもらえると思います。全てが報われる時間です。
①〜③を2セットから3セット繰り返します。セット間の水分補給を忘れないようにしましょう！
サウナハットが必要な2つの理由
サウナハットとは読んで字のごとく、サウナに入る際に被る帽子のことです。最近では、多くの人がサウナ内で被っているのを見かけますね！
サウナハットが好まれる理由は大きく2つあります。
理由①：サウナハットによる頭髪保護
丸腰の状態でサウナに入ると、髪の毛から過度に水分が蒸発してしまいかなりのダメージを頭髪に与えてしまいます。これは抜け毛を気にするお父さん達にとっては致命傷です。サウナの熱が直接頭髪に影響しないためにもサウナハットは重要な働きをします！
理由②：サウナハットで頭部温度上昇を防ぐ
体を十分に温めることはサウナを楽しむ上で最重要ポイントですが、頭を過度に温めてしまうとふらつく、気分を害するなどの弊害が生じてしまいます。10分以上サウナに入る為には、頭部を直接的な熱から守ることが重要です。つまり何度もサウナに入る、長い時間サウナに入る為に多くの人がサウナハットを使用しているということです。
実名公開！？サウナハットが禁止のサウナ
今回のメインテーマ、サウナハットが禁止の理由を探る。前に！サウナハットが禁止されているサウナについて紹介します。
※2022年3月31日時点での情報になります。
サウナしきじ
日本のサウナの聖地と呼ばれている「しきじ」。県外からも多数のサウナーが訪れる、しきじはサウナハット禁止の張り紙が店内にあります。恐らく、サウナハットの素材であるフェルトが抜け落ちて浴槽を汚すからだとされています。また、しきじは優れた水質の水風呂が自慢であり、タンクに入れて持ち帰る人もいるくらいですので、水質保護もその一因かと思われます！
駿河健康ランド
同じく静岡県のサウナ駿河健康ランドもサウナハット禁止です。静岡県被りは偶然かと思われますが、理由は同様で、浴室の清潔感を保つためだと思われます。
※駿河健康ランドについては、公式なHPはありません
サウナハット禁止の理由とは！？
サウナを存分に楽しむために重要なアイテムであるサウナハット。これらを禁止しているサウナはサウナハットの素材であるフェルトが浴室の清潔感、水質の維持を困難にしていることが原因だと思います。
みなさんもサウナハット禁止の張り紙がないことを確認して、サウナを楽しみましょう！！
終わりに
コロナ禍が人気を加速させた「サウナ」ですが、大勢のいる浴場は恥ずかしいと行った方は、プライベートサウナも各地に存在していますので、是非調べてみてください。
筆者の周りには多国籍の友人が多いのですが、多くの人がサウナの魅力を知り、頻繁に通っている人も少なくありません！サウナシュランをコンプリートした人までいます(笑)
それでは皆様良い整いを！
