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【就活生必見】5大商社の内定者が語る内定が取れる志望動機の作り方

年々激しさが増している日本の就職活動において、最も重要な要素の一つである志望動機。今回は、5大商社の内定者が、就活における書類選考や面接で好評価を得られる志望動機の作り方や書き方を紹介します!

志望動機が重要な理由

志望動機が重要な理由は、日本の就職活動の仕組みが影響しています。日本の就職活動はポテンシャル採用として、学生のスキルを最重要視するのではなく、学生の思考や価値観、行動力を重視しこれから企業に入って成長しそうな学生を積極的に採用する傾向があります。それらを判断するために、企業は学生の志望動機の深掘りを行い「何故この企業に入りたいか」からその学生の思考を知ろうとするのです。まず初めにこれが日本の就職活動で志望動機が重要な理由です。

志望動機を作る上で必要な考え方

志望動機が重要な理由は説明しましたが、ではどのような考え方に従って志望動機を作れば良いのでしょうか。

大切なのは原体験です。原体験とは志望動機の元になる経験です。例えば、「人に喜びを与える仕事がしたいので御社を志望します。」と言いたいとすると、過去のどのような経験からそう思うようになったかが非常に大切です。何故なら、面接官と学生は赤の他人であり、学生の性格や価値観を面接官は知るはずもありません。その様な関係性の中で、面接官が学生の価値観や思考を知るには過去の経験や決断を聞くしかないからです。原体験をはじめとする面接の様々な受け答えが志望動機と整合性があると判断された時に、初めてその志望動機は面接官の心に届きます。なので、志望動機を作る際は原体験を人生の中から探し出し、それとセットで面接官に伝えることが大切です

志望動機の作り方・書き方〜3つのポイント〜

以上のような志望動機が重要な理由や考え方を理解した上で、実際どのように志望動機を組み立てていくかを紹介していきます。

ポイント①:志望企業の業界を志した理由を考える

まずは、その企業に特化した志望動機は避けるべきです。先述した通り、志望動機を質問される理由はその人が企業に行きたい度合いを図ることが第一目標ではなく、志望動機やその関連質問からその人の思考を知ることが第一目標です。なので、「御社の商品を愛している」「御社に社員の方を尊敬している」等の企業に限定される志望動機を初めに持ってきてはダメです。まずは、なぜその業界に関心があるのかを言語化しましょう。その際、待遇が良いや社会的地位が高い等の本音の志望動機は心にしまっておきましょう。その業界の働き方(信頼構築が結果に直結する等)を志望動機にすることをおすすめします。

ポイント②:志望動機の原体験を探して簡潔にまとめる

業界の志望動機が設定できたら、次はその志望動機の原体験をこれまでの人生から探します。ここが志望動機づくりで最も重要な作業です。ここで注意すべきポイントは、出来るだけ抽象的な出来事を選択しましょう。部活の中でもスポーツの競技性の強い部分(サッカー部の得点力向上)に関する出来事は、面接官のバックグラウンド次第では響きにくい傾向があります。ですから、同じサッカー部でも「チームのベクトルを揃えるために面談を実施した」などのビジネスと少なからず結びつきがある部分を志望動機の原体験に挙げることをおすすめします。この作業を行うために自己分析で自分の人生を遡り、重要な決断をした際の思考を考える必要があります。志望動機の原体験を言語化することに成功したら、ほぼ確実に選考を突破する志望動機づくりは完成です。

ポイント③:特定企業ならではの志望動機を飾り付け程度に添える

2まででほとんど志望動機作成は完了です。最後にやるべきは、その企業に特化した文言を加える事。2まででは業界の志望動機に留まってしまっていますので、その中でも行きたい企業をより光らせる必要があります。ここで重要なのは「OB訪問」です。特定企業の志望動機は、OB訪問で会った社員の方の個人名を挙げ、「その方が一番面倒を見てくれた」「その方の様な社会人になりたいと思っている」の様な理由を付け加えると良いです。

ここでの注意点は、必ず自分の「主観」で話すことです。企業のビジネスの話に踏み込むと、自分よりも面接官の方が詳しい事柄について話すことになります。これでは、相手からの突っ込みに返答しきれないケースが生じます。なので、OB訪問で得たエピソードを主観で面接官に伝え、業界内でも特段志望していることをアピールしましょう。

最後に

内定が取れる志望動機の作り方を紹介していきましたがいかがだったでしょうか。志望動機は、就職活動において重要な要素でありながら、個性を示すことのできる貴重なチャンスです。自分の過去の体験を振り返りながらOB訪問を重ねることで、論理的で面接官に響く志望動機を作りあげましょう!